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雑誌「Pen 2018年 11/1号 特集:手書きの味わい。」を読みました。

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雑誌penの表紙、今回はなんと手書きです!

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この表紙、最近はカフェの看板などで見かけるようになった「黒板アート」の第一人者であるチョークボーイさんによるもので、色彩雫の月夜インクを使っているのだとか。
いつものpenに較べたら地味過ぎるほどの配色ではありますが、
こ、これもしかして、タイトル含めて全部手書き…?
と気付いた時からの引力はすごい。
(そしてあらためて、こういう青緑入りの紺色インクって良いなあと思う)

さまざまな分野の著名人が、手紙(便箋に書かれたもの)を公開しています。
その相手は実在の人物以外にも、自分自身や、亡くなった家族や知人宛てだったり。
その人なりの表現で自由に書き込まれていて、この人はこういう字なのだなあという驚きも。

安達祐実さんの、過去の自分:子役で多忙を極めた時代の自分:に宛てた手紙が特に好きです。
当時があったからこそいま現在の幸せな人生があることを、感謝しつつ並べられた言葉の数々は、やはりこういう苦労があってこそ出てくるものでしょう。
その筆跡も含めて、素敵な人なんだなとファン度が上がった気持ち。
あと、安西肇さんのイラスト入りの手紙もいい…

「書いているところ」の写真や、便箋の脇にさりげなく配置された万年筆画像の数々をみたところどれもパイロット社製品なので、取材協力的なものはあるのかな。
(と気付いてしまう万年筆マニア民…チョークボーイさんが使ってるのなんだろう。
 エラボーだとの情報を頂きました。)

“万年筆の手書きの手紙”だけでなく、
デザイナーによるスケッチや
(nendoの佐藤オオキさんのアイデアスケッチ、見れてよかった!)
落語家さんの噺ノート、
上述したチョークボーイさんのような看板アートの下書き等々、いろんな手書き例が並んでいてとても楽しいです。

海外でよく見かけるような ビルの壁面全体を使った看板画の制作写真、
見事なカリグラフィ文字で書かれるラベル、
そしてスタバで最近よく見る手描き絵の黒板アート
(うわーここの店で何度もコーヒー飲んだことある!)
これらの記事どれも引き込まれました。

万年筆をはじめとする文具・紙ものの紹介記事も、数ページのファッション記事をはさんで、唐突に(笑)あります。

penの文具特集でいつも思うのは、写りのツヤっぽさもさることながら(カスタムURUSHI美しい〜)、モノの置き方がとてもセンス良いということです。
カタログ的にたくさん載っているページでも、ひとつひとつの商品の重ねや傾き具合などのレイアウトがアイコン的に完成されているので、模写したくなる衝動に駆られる….

というわけで
手帳などの書き文字や流行の文具を紹介する書籍はたくさん存在する昨今ですが。
書くという超身近なテーマにもかかわらず、非日常さやアートな空気をしっかりと漂わせるpenならではの世界もいつも通りに有って。
(長らく療養で休止していた手帳絵日記公開を復活したばかりの)私自身も励まされた、とても素敵な号でした。
電子版で読みましたけれど、紙でも買っておこうかなと考え中。

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