
7月末の旅のトラベラーズノートを仕上げました。
まだ10日くらいしか経ってないのですが、もうだいぶ前のことにも思えるなあ。
湿気少なめながら、あちらもすさまじい暑さでした…。
今回も、いつものように全ページ「書類を貼るだけ」のスピード制作です。
日付と、レシートの簡単な中身(「夕食」とか「日焼け止め」等のひとことメモ)くらいしか書き入れていないので、表紙とはギャップが大きい殺風景な内部ページなのですよ。
表紙は、受付カウンターで貰ったステッカーと、ディズニー(ズートピア)のメイキング聴講のときに会場入り口で配布していた絵葉書を貼りました。

こちらは裏表紙で、近年の恒例、スーツケースに貼ってくれたバーコードラベルを再利用です。
ステッカーなどは、展示会で配布されていたものを貰い集めました。
表紙の絵ハガキ含め、剥がれやすい貼りもののフチを補強するためにマスキングテープで囲むのもお約束で!
昨年末に購入した高性能テプラで背ラベルを作るようになったので、今までと同じようにテープを出力して完成です。

以下、旅先でも体力を消耗せず、面倒くさがりの人でも長続きする旅ノートの作り方(準備の仕方)です。
・現地で行う唯一の作業は、「レシートは日別に分ける。」
100円ショップにも売っているような仕切り付きフォルダー
(レシート入れのようなもの。小型で良いので最低でも旅の日数分の仕切があるのが望ましいです)
を持っていって、寝る前に当日発生したり集めたりした紙片をザーッと放り込みます。
私は、「草原ミツバチノート」を4年ほど使っています。
入りきらない大きさのもの用に、A4の封筒やクリアフォルダも持っていくといいです。
こまかい整理などは帰宅した後でいいのです。
・表紙ぐらいはその旅を象徴する凝ったものにしたいので、「ノートの顔に使えそうな何か」をうっすら探しつつ日々を過ごす。
絵葉書でも、思い出深い土産の包み紙でも。
大きいものだとノートを全面包んで表紙に出来るのでラクです。
見るだけで、「あー○○に行った時のだな」とわかるものなら何でも良いと思います。
・帰宅後はレシートを日付順に貼っていき、余ったページには手配書類やチラシなど、なんとなく手元に集まっている紙類をどんどん貼り付ける。
貼りまくって満足したら、貼りきれない(やはり、なんとなく)余っている紙類は思い切って全部廃棄してスッキリと身辺を整理。

新たに工夫してみたのは、旅の準備(各種手配や荷物準備リスト、旅行総合サイトのレビューなど)のメモを今回はシステム手帳にまとめていたので、そのリフィルを取り出し、丸ごとトラベラーズノート内に移植したことです。
該当リフィルをホチキスで綴じてマスキングテープで背をまとめ、トラベラーズノートのページにぺたりと貼り付けました。
いつまでも6穴バインダーに入れておくのではなく、その役目に相応しいところにくっつけておいた方が今後の役に立ちそうです。
調べたこと自体も良い思い出だから、これからも旅用の事前メモはシステム手帳リフィルに作り、最終着地点はこの場所にしよう。
そんなわけで、
「書いたテーマで選別して自力製本できる」という、システム手帳リフィルならではの奥深い利点を発見した機会となりました。
こんな感じで、相変わらず
「トラベラーズノートの名の通り、旅行の機会でしか使わない」
「帰宅後に一気に作業するので、そもそも旅に持っていかない」
「革の表紙は重いのでリフィルしか使わない」
という、普段からの愛用者ですとは言いにくい活用法です。
とはいえ発売以来、淡々とスクラップブックとして作り始めて今回で15冊目となりました。
本棚にずらりと並べて時折読み返すのも楽しいですよ。
同じかたちのものが蓄積していく楽しみもありますので、今後もずーっと売り続けて欲しいです。