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Notionの有料テンプレートでサブスク管理を始め、Evernoteを解約した話。

Notionは、コロナ禍のときにいきなり無料化(それまでは無料のままだと文字通り「お試し」レベルしか使えないプランだったのが、個人の日常使用にほぼ支障がない程までに解放…!)されて以来、着々とシェアを伸ばして最近は大勢の人が使ってるなあという印象です。
私も、まあ深い使い方は出来てないと思うのですけれど、毎日必ず開くツールの1つになってます。

Notionを修得するために、たくさん販売されている初心者向けの本を買うのも良いけれど…
機能の進化がけっこう速いんです。
YouTubeやブログの情報で検索して、新しめの更新←これ重要! のものから学ぶのでも充分じゃないかな?と最近は思ってます。

というか、どんなことが出来るか知りたければ、まずはアカウントを作り、サイドバーの下のほうから「テンプレート」のページに入るのが近道ですよと言いたい。
他の人がアップした、さまざまなテーマのテンプレートが無料/有料含めて大量に出て来ますから。

やってみたいことがあればそれらをダウンロードして(Notion世界では「ワークスペースに追加」とか「複製」という表現になり、実行すれば自分のNotionの中に取り込まれるのです)、実際に書き込んだりクリックしたりして、仕組みを覗いてみることが理解最短コースだと思います。

私も最初は、日記やバレットジャーナルなどの記述系のテンプレートから入りました。
ToDoリストを作るだとか、URLをコピペしてブックマーク集を整理、みたいな作業なら完全に文系脳でもやっていけます。
必ずしもデータベース系の機能を使わなくても(使えば便利だけど、ゆっくり、なんとなくわかった順から機能を付け足していけばOKだし)それなりに重宝するのですよ。


今は、多少の数式入りで作れるようになったのですが(デザインや目的が合っている既存のテンプレートから改造も面白い)、自分が作成して以来よく使ってるのは下記用途のもの。

●稼働中と休眠中の分の万年筆情報データベース
→入れてるインクや購入店や価格 etc.の情報を属性として入れてます。
メーカーやペン先の情報もタグで選択出来るようにしました。
稼働と休眠もワンクリックでセット出来、それぞれのビューにも切り替えられるのがいいところ。
買ってから今年で何年目か?とか、インク補充してから今日は何日目か?を表示してくれる機能も入れてるんだけど、これがなかなか便利と思ってます。
(これは、植物を育成管理するテンプレート:植えてから今日が何日目か?等々がわかるデータベースのテンプレート:の数式を魔改造しました)

●体調日記
→エクセルでも出来るようなシンプルなものだけど、一行日記の表。
上から下までが365日でまとまる日記ページを作ってます。
季節や、通院治療直後の時期の体調がひとめで確認出来るのが気に入って、作り始めて2年目。
寝る前にタタタっと30秒以内で打ち込める文章量で統一。

●1ヶ月ごとに作る週/月のToDo管理手帳
→上段に月単位の分野別ToDo、その下に毎週のToDo+メモ欄込みのエリアを積んで、1ヶ月全体が見渡せるようにしていました。
週の始まりに押せば、その週の主要なToDoがスルッと出現する自動ボタンを仕掛けてあります。
毎週やることが決まっている(特に家事系)ので、アナログ手帳時代は同じことを繰り返して書き込むのが面倒だったのだけど。
テンプレート化することで、数秒で週ごとの家事手帳の骨組みがつくれるようになりました。
仕事などの、変化があるToDoはその都度自分で書き足します。

重複書きの省力化は、手書き手帳のベテランの方ならば、「付箋の移動」や 独自仕様を盛り込んだ「オーダーはんこ」等で克服している方もいらっしゃるはず。

このデザインはNotionで配布のバレットジャーナル系テンプレートを流用したものだけど、月のToDoを並行して眺めながら週のToDoを詰められる というのが便利。
月ごとに、気に入った画像(フリー画像のUnsplashから検索取得が可能)や、タイトル横のアイコンを上部に埋め込めるNotionの標準機能も気分が上がるので好きです。

Notionで作るToDo管理手帳
昨年までは、1ヶ月終わったらPDFエクスポートしてサイズを合わせ、このように印刷して綴じてました。
しかしその後、特に見直すこともないと気付いたので…開始1年ぐらいで印刷保管は中止。画面で充分でした。
Notionで作るToDo手帳
MacとWindowsの他に、Android版 / iOS版があるので、スマホやタブレットで同じ画面の閲覧・編集が出来るのは便利。

その他、safariやChromeの拡張機能を入れてウェブクリップ(ブックマーク機能)することも最近始めました。
これもNotionの機能でデータベース化して分類をすると、視覚的にも綺麗にカードっぽくまとまって便利です。

そして最近始めたのが

サブスク管理ページ (有料で配布されているものをそのまま使用)
→Notionのテンプレートページ内で、有料・無料でいろいろ並んでいる中で、いちばん高いの(5ドル)を選んでみました。
気の利いた機能がいくつも入っており、デザインともに期待通りの性能で大満足。
ダウンロードと支払はGumroad経由です。

【Notion】サブスク管理テンプレート ← 中身の概要はこちらもご覧下さい

各サービスの月あたり・年あたりの金額や、次回の更新日が自動で入る数式が入っていて、とても見やすいです。
ジャンル別や契約中などのさまざまなビューで一覧もできます。
月・年換算で1年のまとめ金額が多角的に出せることも便利。
(私は年金などの税金込みと、それ以外の支払でサマリーを分けてます。税金のことはひとまず忘れて管理したいから…)
解約した分も、メモ付きで記録を残しておけるので役に立ちそうです。
自分の財布から出ている分だけでなく、家族の分の管理ページだとか、ちょっと改造して家計簿みたいなものもそのうち作ってみようと思っています。。

ここで見直した結果、ほぼ使ってないものに払っているいくつかの無駄を発見するに至ったので、自分の分だけでも、年数千円の節約につながりました!

10年以上契約して、支払も続けていたEvernoteなんてそれの最たるものだったので、これを機会に思い切ってアカウントを閉鎖しました。
フリープランでこれまでのデータを残しておくという選択もあったのですが、場所が分散すれば見なくなるに決まってます。

※注意※
支払方法によって課金キャンセルの方法が違うのでよく調べて下さい。
私は、10年来のPayPalによる課金だったので、PayPal内の取引ページまで行って自動支払のキャンセル手続きをしました。
これやらないと、Evernoteだけ退会しても引き落とされてしまうのではないかなあ。

検索した結果の下記ページを見てもよくわからなくて。
アカウント閉鎖ボタンを押すと最後にそれっぽいことを促すメッセージが出たので、慌ててPayPalのサイトにログインして手続きした次第です。

Evernote Personal を解約する – Evernote ヘルプ&参考情報

実はNotionには、Evernoteからデータをインポート出来る強力な機能が備わっています。
機能や料金の比較まで掲載して「Notion選ぶしかないでしょう」的にやる気満々なのが、下のページからもわかりますね。

Evernote上に取り込んでいたこまかい書類のスキャンデータや、レシピサイトのwebクリップを取り込んだ何百ものノートがあっさりとNotionのデータベースに取り込まれてしまい、拍子抜けするほど簡単でした。
今後も、同じことはNotion上でやっていけるので。しばらくは大丈夫そう。

Notionの無料と有料アカウントの違いをざっくりと説明すると、「1回あたり」のデータアップロードが5MBまでか / 5GBまでか というところが大きな違いとなりそうです。
まあ 逆に言うとそれぐらいで、記述中心の普通の使い方に支障はほぼ無いのでは?

そして、例えば 「~ac.jp」などのいわゆる「学校ドメインのメールアドレス」でアカウントが作れる学生・教職員に対しては、無料でプラスプランが使えるんです。
近年はそういうサービスやアプリも増えていますが、これはかなりの優遇な学割と言えるので、対象の方々は忘れず利用すべきサービスではないでしょうか。

というわけで、日々重宝しているNotionについてのまとめ記事を作りたかったので、今回は良い機会でした。
消してしまったEvernoteの分までどんどん活用していきたいと思います。
(まだ他にも、似たようなのをいろいろ使いわけているので、同じカテゴリーでレビューを書いていきたいと思います)

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