
最近になってから、プラチナ万年筆ではオンラインでも修理の受付を行っていることを知りました。
(Instagramの公式アカウントでそのように告知されていたのを発見。)
調べてみると、ウェブサイトのほうに「修理のご案内」というページが出来ていて、これは良いなあと思いました。
↑ 注意書きをよく読むことを推奨します。
ページいちばん下のボタンを押すと、修理申込みフォームのページが開きますので、そちらから申し込めます。
故障箇所についても、必要なら画像を添付して説明できるようになっています。
私が今回修理に出したのは、2014年の発売直後くらいに購入した「ニース ロゼ」の万年筆です。

フロスト加工された上品な透明軸である見た目はもちろん、書きごこちはとても良くて。
Amazonで買った万年筆の中でも特に上位の大当たり品として記憶しています。
ノートにも手帳にも万能なプラチナの中字ペン先って良いなあ!
と、ウットリするくらい気に入っていたのです。
しかしここ1年くらい? 書いているうちに手先がだんだんインクで青くなってくるのが気になっていました。
10倍のルーペを持っていますが、割れているような感じの箇所は素人目には全く判りません。
しかし、透明な首軸:プラチナではここを「先軸」と呼んでいます:のなかにインクがタップリと端っこギリギリまで入りすぎているのが妙に気になります。
ユルくなっていて隙間から漏れてるのかも?というのも素人考えとしていちおう書き添えた次第です。
以下、申込みから修理品受領の流れを記録します。
首軸が交換されて帰ってきた万年筆、早速ブルーブラックのインクを差し込んでみると…
「ほらー!やっぱりこれが正しいんだ〜」
と思わず呟いたぐらいには適切な、ペン先 – ペン芯のパーツがほどよく見え隠れする浸り方に修正されていました。
もちろん、書き味はそのまま。
そして、なんぼ書いても指が染まりません。解決!
というわけで、見事に復活しました。
新しいものを買ったかのような新鮮な嬉しさがあります。
近年はプラチナの中字、かなり好きなんですよ。
センチュリーの中字は、国内他社の中字に較べてもやや細めに書けると言って良いかもしれません。

これくらいペン先(の根元)が見えるのが正常なのだと思います。
ここ1年くらい、首軸がフチまですべてインクで真っ黒に埋まっていた状態。
漏れるようになった理由を私なりに考えてみると、
- インク(プラチナのブルーブラック)をずっと入れっぱなしで使用。同じインクだからとサボっていたが、月イチ程度で洗浄すべきだった。
- 数年前に、いまひとつ書き味が気に入らなかったインクを落したくて、首軸ごと(家庭用のメガネなどを洗うタイプの)超音波洗浄機にかけたことがある。
このあたりも関連していそうです。
「1軍」がたくさんあればあるほど、インクが入ったままのペンが増えていくわけなので、これは気をつけないといけませんね。
良い教訓となりましたし、プラチナ万年筆の修理体制のスムーズさにも感動しました。
もちろん、修理内容や、対象が現行品かどうかでも、期間や料金etc.、だいぶ違っていくと思います。
あくまでも、本日の日付現在での状況ですので、それはご承知おき下さい。
万年筆全般が昔の価格だったら、修理は「まあ後回しで良いかなあ」という心境になっていたかもしれません。
しかしこの ニースロゼ、PNB-20000R という品番から分かる通り、発売時は2万円でしたが、現在(2026年6月時点)の定価は税別で5万円です。
そりゃ新しい万年筆、すてきなのがあれば昔と変わらず、わくわくと“算段”を計画はしてますよ。
しかし、既に所有している “お気に入り” をしっかりとメンテナンスしながら使うことの大切さも、今回 身に染みて理解できたのでした。
愛好家の皆さまも是非、プラチナ万年筆の修理、休眠品をお持ちであれば出してみてください。
かつての愛用品に再会して、また一軍にできるのって楽しいです!

直ってよかったなあ!
