年明け〜年度末くらいまでBlenderに打ち込む時間が満足に取れなかったので、操作記憶がどれだけ減少したのか….?と、恐ろしくなり、初心者向けの本で確認したくなったのでした。

ライトを増やしたり星を更にキラキラさせたりの工夫を追加しました。
最新のver5の機能に対応の内容であることや、表紙のCGが可愛い(既に完走した人によるSNS投稿もかなり可愛い)ので、思い立ったらその直後から閲覧出来るKindle版にて学習を開始しました。
ああー やっぱり、まだまだ知らないことや忘れてたこと、結構あったなあ!買ってよかった…
著者のカサハラCGさんは以前に実写合成のBlender本も出されていて、映像制作方面の方であるという印象があります。
YouTubeチャンネルのBlenderチュートリアルは私も以前から登録中。
ハキハキしたお話の仕方で頭に入りやすく、難易度高そうな内容の動画でも非常にわかりやすい講義です。

「章が多い。どんどん作るものがでてくる!」などと考えながら頑張ってました。
購入者特典のページには、書籍内での作成に使う素材データ等が配布されていますし、書籍の内容に沿って作りながら画面を講義付きで視聴出来ます。
3000円の本で、ここまで盛りだくさんの内容なカサハラCGさんのチュートリアルが見れるの、かなりおトクでは⁉
制作中につまづいたら(というより最初から)講義動画と並走しつつやっていけば、非常に助けになると思います。
初心者向けのチュートリアルはたいてい、まずはモデリングが中心になります。
なので、初心者向けの本や動画視聴ばかりやっていると「それ以外の分野に苦手意識がじわじわ生まれてくる」という結果になりがち。
はい私です。

特筆すべきは、本書が網羅する内容が、初心者向け書籍とは思えないくらいに多様な分野に及ぶこと。
モデリングで形状を作って以降の工程である、色づけやテクスチャー入れ、効果的なライト配置や空気感の入れ方、そしてメインを目立たされるためのカメラ設定やレンダリングなど。
順を追って学習していけば、完成画像を出力までの流れを通って終わることが出来ます。
例えばですが、私としては今ひとつ頭に入ってなかった“散りばめ系パーティクル”の方法を本書の中のいくつかの工程で繰り返して操作していったおかげで、ああここをこうするにはこの部分を設定すれば良かったのか…
という脳内定着達成感がありました。
(表紙の画像から見える、発光キノコの群生だとか地面の小石などがそうです。
この章がちゃんと出来るようになれば、シンプルな手順でなんでもパーッと orギッシリと散りばめることが出来るようになります。)
あと、コンポジットノードを使って、霧などを発生させてぼやっとした空気感を作ったり、撮影レンズをちょこっと歪ませて迫力を演出したり等の、“良い感じの雰囲気にしてかっこよくレンダリングにもっていく”工程、こういう場所はほとんど自力で何かを設定したことがない領域だったので、「ここを覚えればものすごく便利なんだな…」という認識を新たにしました。

どこまでの分野を初心者向けの内容とするか? であるとか、
どのレベルまで掘り下げれば初心者でもついていけるか? というのは、書籍を作るにあたって苦心されたところではないかと思います。
この分厚さにもかかわらず、非常に見やすい紙面レイアウト、なおかつ取り組みやすい(つまづきにくい)進行度で積み上げて行く構成なので「ああいつの間にか作り終わっちゃった…!」という爽やかな達成感が得られました。
2冊目以降の初心者向け書籍を探している方にもおすすめ出来る個性がありますので、是非。
最終的なレンダリングにあたっては、自分なりにライトを増やしたりマテリアル等の設定を変えたりする工夫をしてみると更に勉強になると思います。
そうそう、本書に限らずCGのチュートリアルに必ずつきまとう
「本の通りにやってもうまくいかないじゃないか〜!」
という現象が発生した場合は、(先述した特典の講義動画をじっくり眺めるのもおすすめですし)『最初から、おちついてやり直す』と、だいたい解消されることを初心者歴だいぶ長め(=初心者のベテラン)を自称する私としては申し上げておきたいです。
せっかく可愛いロボットなので、ほんのちょっと動かしてみました。
(書籍には動かす作り方の説明はありません)
書籍中で設定した霧やレンズのせいかもしれませんが、カメラを動かしたことで偶然にも星がチカチカまたたいて感動です。
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